当院の診療について | 横浜南区 上大岡キルシェ動物病院 日曜祝日診療 夜間診療 弘明寺駅近

当院の診療について

当院の診療について

当院の診療について

当院の特徴

当院では、腫瘍、呼吸器および循環器疾患に専門性を持ち、これらの疾患の治療に特に力をいれております。
また、外科治療においては手術はもちろんのこと、鎮痛、リハビリといった術後治療にたいしても、スタッフ一丸となってチーム医療を実践し、最善を尽くしております。
中でも対応が難しいとされている気管虚脱や短頭種気道症候群などの呼吸器の緊急疾患に対しての外科治療も積極的に行っております。

ガンについて

高齢化による影響から、日本人の死因の第一位は「がん」であり、その数が増加の一途を辿っております。
動物に関しても同様に、寿命が延び、高齢化が進んでいるため、犬の死因の第1位は悪性腫瘍(がん)と言われております(ペット保険会社発表のデータによる)。
それゆえ、獣医師にとって、がんの診断ならびに治療技術の重要性は益々高まっています。

当院では、獣医腫瘍科認定医資格を取得している認定医による専門外来を行っております。
また、腫瘍治療の専門病院(日本小動物がんセンター)での研修経験を活かし、御家族に最良の選択をして頂けるように尽くしております。

腫瘍診療では、はじめに身体検査、血液検査、尿検査、X線検査、超音波検査、細胞診検査などによって、腫瘍の種類と進行度を正確に診断します。

治療では、目的が根治なのか、緩和なのかをはっきりさせた上で、その子その子にとっての最適な治療を御家族さまと一緒に考え、選択していきます。

この際に当院では、御家族さまに、病状や治療法についてよくご理解いただき、十分にご納得いただいた上で治療に入るよう、心がけております。
そのために最新の知見や技術を積極的に取り入れるための努力を続けていきます。
ご不明、ご不安なことがございましたら、何でもご相談ください。

気管虚脱について

気管虚脱とは、口、鼻から肺までの間の空気の通り道である気管が押し潰されたように変形することで気道が閉塞してしまい、激しい咳や呼吸困難を引き起こす病気です。

一般的にヨークシャーテリア、ポメラニアン、トイプードルなどの小型犬に多いとされていますが、全犬種、さらには猫でもみられることがあることがわかってきました。

症状は徐々に悪化していくケースもありますが、多くは突然に軽い咳や「ガチョウの鳴き声」のような空咳から始まって、末期ではチアノーゼ(酸欠により、舌が青く変色する)を呈し、呼吸困難に陥り、最終的には窒息死を招きます。
大切なことは進行性であり、治療をしないと症状が悪化していく病気だということです。

原因はよく吠えることや首輪で頸部を引っ張ることによる負荷や、遺伝的素因などが関係するといわれてもおりますが、明確な原因はよくわかっていません。

診断は身体検査、X線検査にて行いますが、心臓病や他の疾患との鑑別が必要なため、総合的な検査が必要になります。

治療法としては、大きく分けて、内科治療と外科治療の2つがあります。
しかし、潰れた気管を広げるといった根本治療は外科治療でしか成し得ないので、当院では積極的な外科手術を推奨しております。
外科治療にも大きく分けて二通りの術式が行われております。

一つ目は、ステントという金属メッシュでできた筒を気管内に入れて内側から押し広げる方法です。
この術式による手術は切開が必要なく、手技も簡単なのですが、気管内部の粘膜は刺激に対して非常に敏感なので、設置された金属メッシュを吐き出そうとする生体反応として激しい咳を起こし続けるので、長期的な良好経過を追うことができません。

二つ目は、私の恩師である、東京都板橋区のアトム動物病院・動物呼吸器病センターの米澤先生が考案されたPLLP法で、光ファイバーを立体円筒形に造型したもの(PLLP)を気管周囲に設置し、気管を外側から引き上げ、内腔を拡げるといったものです。
この術式では、手術直後から呼吸状態が改善し、寿命を全うする時まで、良好な呼吸状態を維持することが可能です。
当院ではPLLP法にて、外科治療を行っております。

また、潰れてしまった気管を矯正することはできませんが、内科治療として、内服薬による対症療法を行うこともあります。
抗炎症、去痰、鎮静、鎮咳により、一時的に症状が治まることもありますが、気管虚脱は進行性の病気ですので、いつかは抑えきれなくなり、症状が再発してしまいます。
重症になってしまい、手遅れになってしまうこともあるので、早期に外科治療を受けていただくことが理想的であると考えております。

呼吸器症状でお困りなことがございましたら、是非ご相談ください。

気管虚脱の治療について詳しくはコチラ

当院のドクターがドクターズ・ファイルに紹介されました。 気管虚脱の完治をめざす

循環器疾患(心臓病)について

動物の循環器疾患と言うと、その多くが心臓の病気です。
心臓病には、動脈管開存症や肺動脈狭窄症などの生まれつきの疾患(先天性心疾患)と、僧帽弁閉鎖不全症や三尖弁閉鎖不全症、心筋症などの生後に発症する疾患(後天性心疾患)に大別され、あらゆる年齢で発症する可能性があります。

心臓の検査は、聴診などの身体検査、血液検査、血圧検査、胸部X線検査、心電図検査、心エコー(超音波)検査などを行います。心臓病の治療は、その病気によって異なります。
中には外科治療により根治を目指す場合もありますが、ほとんどは心臓病薬を内服していく内科治療が中心となりますので、定期的な検査と症状に合わせた治療を行うとともに生活改善を行い、進行を遅らせることが目的となります。
重い症状の場合も、改善が認められるケースが多く見受けられます。

近年では動物の長寿化に伴い、加齢による心臓病が問題となることが増えています。
「どこか元気が無くなった」、「散歩に行きたがらない」、「いきなり倒れる」、「よく咳が出る」などの症状がありましたら、早急に心臓検査を受けることをお勧め致します。

また症状がなくとも、心臓病が起きやすい特定の犬種、猫種(下記をご参照ください)がありますので、健康診断としても、心臓検査を受けることをお勧めしております。

犬犬
僧帽弁逆流症
キャバリア、小型犬種全般
動脈管開存症
チワワ、マルチーズ、プードル、ポメラニアン、シェットランド・シープドック
肺動脈弁狭窄症
チワワ、シュナウザー、レトリーバー系、テリア系、フレンチブルドッグ、ペキニーズ
大動脈弁狭窄症
レトリーバー系、シェパード、ボクサー
心室中隔欠損症
柴犬、ウェスティー
猫猫
肥大型心筋症
メインクーン、ペルシャ、アメリカンショートヘアー、ノルウェージャンフォレスト、ラグドル