
ジャンガリアンハムスター メス 2カ月齢の症例です。
1.5㎝大のピアスを誤食してしまったとの事で来院されました。触診上でも頬袋にビアス様の構造物が確認できX線検査を行うと右の頬にピアスを確認出来ました。


今回のピアスの様なサイズ感であれば飲み込む可能性は高くはありませんが、ハムスター頬袋に溜め込む習性上、今後傷が出来たり感染症の観点から取り出していく処置を行いました。安全性を考慮すると麻酔下での処置が望まれますが、麻酔リスクなども踏まえオーナー様と相談し、リスクが一番少ない方法として自力での排出を促すやり方で行いました。
ため込んでる頬袋をさすったり、外から慎重に圧迫を加える事でハムスターは自分から溜めていたご飯を外に出してくれます。
複数回トライすることにより、溜め込んでいたペレットと一緒にピアスも吐き出してくれました。

(処置後X線写真 左側が今回取り出したピアス)
ハムスター含む小動物は思いもよらないものを食べたり齧ったりすることがあるので飼育環境や部屋を散歩させるときは注意が必要です。また誤食してしまった場合でも動物種、体調、負担を考え複数の選択肢をご提案できますので早めの来院をお勧めします。