ウサギ 皮膚 腫瘍 | 上大岡キルシェ動物医療センター上大岡キルシェ動物医療センター

ウサギ 皮膚 腫瘍

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ウサギ 皮膚 腫瘍

2016年11月25日 投稿者:staff

カテゴリー:ウサギ 症例紹介 腫瘍

4歳、ミニウサギの男の子の症例です。

 

左肩の皮膚に3cm大のしこりができ、気にして掻いているとのことで来院されました。

針生検による細胞診検査では、上皮性腫瘍の可能性が認められました。

元気や食欲、排泄などの一般状態は良好で、血液検査にも異常は認められませんでしたので、すぐに外科手術にて摘出することになりました。

 

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腫瘍は皮膚に限局しており、摘出は容易でした。

一緒に去勢手術も行いました。

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術後の経過は良好で、順調に抜糸を行いました。

病理組織検査の結果では、毛芽腫という皮膚腫瘍でした。

毛芽腫はウサギの皮膚腫瘍の中で、一番多い腫瘍です。

挙動は良性で、完全切除により、完治するので、これにて治療終了です。