「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」
~神奈川県内でも注意が必要です~

最近、ニュースで「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」という病気が話題になっています😱
ご存知でしょうか?
これはマダニが媒介するウイルス性の感染症で、人にも犬や猫にも感染する可能性があります🦠

発熱や血小板減少、重症化すると命に関わることもあるウイルス感染症です。
日本では西日本を中心に多く発生していましたが、近年では関東地方でも発生例が確認されており、神奈川県でも注意が必要です💦

※特に猫では重症化する例が多く、死亡率も高いと報告されています⚠️

神奈川県では、近年マダニの活動が活発化しており、横浜市・相模原市・湘南地域などでも野生動物(タヌキ・シカなど)にマダニが寄生している報告があります🦌
2020年以降、神奈川県内でSFTSによる人の感染例も報告されており、飼育動物からの感染にも警戒が必要です。

👨‍⚕️人への感染について
マダニに直接咬まれて感染するほか、
SFTSウイルスに感染した犬や猫の体液・血液との接触によっても感染する可能性があります🩸
重症化すると亡くなってしまう危険性もあります⚠️

👩‍⚕️予防のためにできること
⭐️マダニ駆虫薬を毎月(1年中)使用しましょう!
当院の病院猫はなびとたきびも元々は保護猫ですが、毎月しっかり駆虫薬(スポットタイプ)を塗布しています✨
猫ちゃんは背中に垂らすだけなので簡単!
犬ちゃんは美味しいおやつタイプのお薬もあります🍪

⭐️野良猫や体調不良の動物を保護する際は、噛まれない・引っかかれないように慎重に対応し、ご相談ください🏥
保護後すぐに受診される場合は、事前にお電話ください!