モルモット、2歳11ヶ月 女の子の症例です。
偶発的にではありますが外陰部付近の尿道内に結石が見つかりました。症状はなく経過観察をしていましたが、徐々に増大傾向にあったため麻酔下での摘出手術を実施しました。
まずはカテーテルを尿道内に挿入し、尿道の確認をしました。カテーテル挿入下での触診から結石は尿道腹側に存在することがわかりました。
結石は尿道壁内に埋まるように存在しましたが、カテーテルを挿入し尿道を確保しながら行うことで、尿道の損傷を最小限に抑えての結石の摘出が実施できました。
同時に過長した臼歯を削りました。
数日間は膀胱にカテーテルを通しての入院生活が必要でしたが、無事退院することができ、その後は元気に生活ができています。